BOOKS:イザベラ・バードの日本紀行(講談社学術文庫)

やばいやばい、同じことで日記を2回も書いてた!

ということで書きなおします。 

 

今週ようやく読み終わった本

イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871)

イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871)

イザベラ・バードの日本紀行 (下) (講談社学術文庫 1872)

イザベラ・バードの日本紀行 (下) (講談社学術文庫 1872)

 

 

ほぼ内容がかぶってて違う出版社から出てる本を持ってるのに

律義に再読してしまった・・・しかし、この人の本は旅行好きの全ての日本女子は

読んで損はないと思う!

 

内容は、明治時代に日本に来た著者が、日本人の従者を一人連れて (しかも現地採用)

東京から北海道まで馬で旅する話です。家族にあてた手紙でその街なみや街の人

文化や風俗についてレポートしています。

普段は旅館に泊まってるけど、アイヌの集落を訪ねた時はアイヌの家で寝泊まりしてみたり、

なんというか・・・ただの旅人が好奇心に任せて色々ひどい目に遭っている様子は、むしろ爽快。

 (たとえば、雨の日に身につけるものが「油紙のコート」だったりする)

 食べ物とかも全然合わなさそうだし。(というか、全く合わせる気はなさそう)

 すぐに体調が悪いとか言ってるのも、面白い。いや、明らかに具合悪くなる計画たててるから。

 

 でも、旅行ってこういうことだよなーと思う。

 食べ物はおいしい方がいいし、時間も無駄なく使い切りたいけど、

実際は「名物にうまいものなし」だったり、快適じゃないと分かってても行きたいところはあるし、

ガイドブックに載ってないところでその街が分かった気になったり、

それに道に迷うこともないのもつまらないというか、うまくいきすぎるのも嫌だし。

 

そうそう、金曜日にお友達のえっちゃんとお酒を飲んでて、

10年くらい前にカンボジアに行って楽しかったけど、色々大変だったし考えた・・・!

 みたいな話をしたんだけど、そういう大変だけど楽しくて、しかし2度と嫌です、

 という、(私の中での)これこそが旅行!っていう要素がこの本にはたくさん入ってるんだと思う。

というわけで、早く暖かくならないかなあ・・・暖かくなったら電車で旅をするんだー、

行き先も、もう決めてあるんだー(*´∀`)