BOOKS:坂の上の雲(文集文庫)

お誕生日なので、何か始めようと思って、

何度目かのブログを書くことにしました。

先日、会社を辞めたときにも、ブログ書こうかな?とか考えたんだけど、

どういうスタイルがいいのか決められないまま、今日という日までずるずると・・・・

しかし、これでは一生決められなさそうなので、とりあえず書くことにします。何かを。

 

そうだ、最近時間ができたので、読書がはかどってます。

大体2~3冊くらいを並行して読みたい(あまり一気に読むとすぐに忘れる)ので、

硬軟取り混ぜるようにしてるんだけど、この年になると

「みんながいいという本はやっぱり読んどくべき」って実感します。

具体的には「坂の上の雲」を読み始めて、「あー、もっと早く読んどけばな」と。

 

話として面白い、というのもあるけど、それよりも、この本のどのあたりが人を

惹きつけるんだろう?なんで、おじさんたちはこの本が好きなんだろう?

と、と考えながら読むのが楽しい。

まあ、どの辺が、というのは、まだ読み始めたばかりなので

自分の仮説も定まっていないんだけど。

でも、みんなに愛されている本を読むのは、「本を読む」と同時に

「人を読む」ことかもしれないなと、思ったりもするわけです。

 

しかし、結論が見えている話をあそこまで面白く書くって、

やっぱり作家という職業はすごいねえ。

それこそ、話じゃなくて、人を描いてるってことなんだろうね。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)