BOOKS:Kindleで無料で読める、おススメ本(青空文庫)

青空文庫とは「著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストと XHTML(一部は HTML)形式でそろえています。(サイトより)」という

無料で読書が楽しめる素晴らしいサイトですが、このデータが基になっている

Kindle版があります。

青空文庫、すごくいいんだけどちょっと読みにくいなあ・・・と思っていたので、

Kindle版はマジでありがたい。

Amazonのサイトに一覧があればいいのに、いつも「無料top100」から

ぼちぼち作品を見つけています。

その中で、これは!と思ったものがあったので、今日は2点ご紹介。

夏目漱石とか、有名な作品はぱっと見たら分かると思うので、

 それほど知名度が高くないものだけにしますね。

 

無人島に生きる十六人

無人島に生きる十六人

明治時代の僧侶が、正しい仏典を手に入れるためにチベット密入国して

さまざまな土地で修業し、仏典を手に入れ、帰国するまでの話。

自分だったら、5回くらい死んでるだろう・・・なんなんだ、この人。

あと、仏典を手に入れる、っていう目的は崇高なのに、

国籍を始め、あらゆることを偽って旅を続けていく、その不思議。

 

チベット旅行記

チベット旅行記

日本の漁船がハワイの近くで遭難して、乗組員全員が無人島に何とかたどり着いて、自給自足生活が始まる・・・
といった、日本版十五少年漂流記で、どこの国も考えることは一緒だなーと思って調べると、
どうやら実話を基にしているらしい。すごい。

古い本ではあるけど、今読んでも日本語に違和感がなくて、ちゃんと感動できる。
あと、出てくる人やエピソードが、いちいち清々しい。
子供向けのお話だから色々単純にされてるんだろうけど
なんか、明治の人ってやるなあ、という感じでした。