勉強法について(覚え書き)
会社を辞めてから、放送大学の聴講生になりまして
(正式には「選科履修生」)昨日が単位認定試験でした。
この単位取得、一応、今年の目標の一つでもありました・・・
秋ごろに遊びまわっていたのが災いして、ぎりぎり以下のスケジュールで
勉強していたわけですが(要するに一夜漬け)、どういう風に学習を進めていったのか
忘れないようにメモしておきます。
履修したのは2科目。「社会調査」と「社会統計学入門」で、「社会調査」は
その名前のとおり、社会調査とは何か、どのように進めればよいか、についての概論。
「社会統計学」は社会調査等で必要な集計・分析に必要な統計の入門コースです。
(なので、多変量解析やSPSSの使用法まではやらない)
2科目とも、毎週テレビやラジオで授業を放送していましたが、
決まった時間の視聴は難しいので、全てネット配信を利用しました。
また、当初は勉強法について深く考えることはなく、つまり、
「授業聞いたら分かるでしょ」と思っていたのですが、そうじゃなかったので、
色々、思考錯誤をしてなんとか半年やってきた、という感じです。
それぞれの学習方法と反省点は以下の通り。
■社会調査
内容も難しくなく、一度聴いたら理解できると感じたので、
前のめりで授業を進めていく。
試験対策は学期途中で提出する課題の復習と、放送大学サイトにアップ
されている過去問の実施。
また、個人サイトで過去問情報があったので、そこから当たりをつける。
講義の視聴時は教材にメモする程度だったが、試験対策としてノートをまとめる。
大事な語句を写し書きする程度。
■社会統計学
こちらも当初は講義を聞きながら教材にメモを取っていたが、
全然ついていけてないことに気づき、予習してから講義を受ける。
予習は教材の下読みと、ノートまとめ。数式が多いので、数式をノートに
書き出していく感じ。
また、数学の用語で分からないものはwikipediaで調べたりして、ある程度
内容把握してから授業に臨む。
が、やっぱり理解が追い付いておらず、試験対策として以下を実施。
1.教材を最初から読み直す。当初は分からなくても、講義を全部聞くと納得
出来るところもあった。
2.教材にある「例題」やサイトの過去問など、練習問題をこなす。
試験では電卓を使った計算問題が出ることが分かっていたが、√計算とか
したことなかったので、なんせ実際にやって慣れていくしかない。
3.それでも理解しにくいところは、知恵袋系サイトなどで調べる。
調べても分からないところもあり・・・最後は力技で暗記。
ということで、数学が苦手なのに履修した統計学にかなり苦戦しました。
まあ、本を読んでも分からないので履修したことを考えると、苦戦も当然・・・
概念の理解となると、何回聞いても分からないものは分からないよ、と
なってしまい、ちょっとやばかったです。
反省点としては、
・社会調査は簡単だったので、1.5倍速とか2倍速で視聴すればよかった。
・逆に社会統計学は難しかったので、2回くらい視聴したかった・・・
・統計学については、関連書籍を読んでおくと随分違ったかも。
というところです。
大事な語句や数式をノートに書き出して、それを中心に覚える、というのは
高校生の時に良くやっていた方法です。
今回も無意識のうちに、その方法で勉強していました。
やっぱり子どもの頃に覚えたことって、手が勝手に動くというか・・・
(それが一番効率がいいかは別。今はwebもあるし)
なので、子どもの頃の学習習慣って大事だなあと思いました。
次に何かを勉強するときは、勉強法もよくよく考えてみたいと思います。